医師からのワンポイント アドバイス


ニキビについて

皮膚科担当 / ドン ラウ医師

お肌のトラブルのひとつにあげられる「ニキビ」は、10代にニキビの発症が多くみられますが、実は成人になってからもニキビに悩まされる方も多く、「大人ニキビ」や「吹き出物」と呼ばれています。

ニキビには面ぽう(コメド)と呼ばれる黒ニキビと白ニキビ、赤く腫れて痛いニキビがあります。


ニキビのできる要因は①皮脂分泌の量が増え②毛穴がつまり③アクネ桿菌が増殖して炎症がおこります。

治療法はさまざまですが、皮膚の皮脂量を減らしたり、細菌増殖や炎症を抑えるための内服薬や外用薬を使用します。

ニキビの早期治療は、症状を抑えるだけでなくニキビ跡になるのを防ぐことができます。


皮脂分泌量が増える、毛穴を詰まらせる要因は、間違ったスキンケアやストレス、食生活やホルモンバランスの乱れ、生活習慣や手で肌を触る癖まで多種多様です。できてしまったニキビを治療すると同時に、ニキビの発生につながる生活習慣を改善する努力も行い、新たなニキビを増やさないようにしつつ、一度治ったニキビが再発しないようケアすることが重要です。


繰り返すニキビや症状がなかなか良くならない場合は、早めに受診されることをお勧めします。


手湿疹(主婦湿疹)について

皮膚科担当 / ドン ラウ医師

洗剤やシャンプーなどの使用からおこる”化学的刺激”や家事や作業などでの摩擦による”物理的刺激”によって生じる手のひらや指の皮膚炎です。

女性にお送る見られる病状で、主婦湿疹とも呼ばれます。

皮膚の表面を保護する役割をしている皮脂が失われ、バリア機能が低下することで普段は病状を起こさない程度の刺激にも反応しやくすくなってしまいます。

手のひらや指の皮膚が乾燥してきめが粗くなり、ひどくなるとひび割れが生じます。小さな発疹や水ぶくれができるのが特徴です。指の腹や手のひらから発症することが多く、手の甲にも病状がみられます。

強いかゆみがみられることが多く、掻くことでさらに病状が悪化していきます。また、手だけでなく水や洗剤が触れる足の裏や体に病状が出ることが稀にあります。

水仕事の時にはゴム・ビニール製の保護手袋を着用したり、洗剤の種類を変えるなど、日常生活で皮膚への刺激を減らす工夫が大切です。

シャンプーや水仕事の後にはこまめにハンドクリームや保湿外用剤の使用をお勧めします。

病状がなかなか良くならない場合や、かゆみが強い場合には早めに受診されることをお勧めします。


水虫について

皮膚科担当 / ドン ラウ医師

水虫とは「白癬菌(はくせんきん)」というカビが皮膚の表面に寄生することで、皮膚に異常が起こる病気です。足の病気のイメージがありますが、足だけでなく体のどこにでもできる病気です。

水虫の症状は、足に小さな水ぶくれができたり、足の指の間の皮むけ、爪の変化、体にしっしんや白い斑点が出たりします。

つらい痒みに悩まされることが多い水虫ですが、痒みを生じないケースもあるため、知らず知らずのうちに水虫になっているかもしれません。水虫を放置してしまうと、病状の悪化につながるだけでなく、周りの人への感染源にもなってしまいます。

自分のためにはもちろん、周りの人への感染を防ぐためにも、早急な治療を心がけましょう。

水虫をきちんと治すには、患部を清潔に保つことが重要です。入浴の際は石鹸で洗うのはもちろん、汗をかいたらタオルでふいてしっかり乾燥させましょう。また、薬の塗布は皮膚がやわらかくなっているお風呂あがりに患部を中心に広めに塗るのがポイントです。

水虫のような症状に気がついた時には早めに受診されることをおすすめします。


はがれにくい絆創膏(バンドエイド)の貼り方

皮膚科担当 / ドン ラウ医師

絆創膏のテープの部分の左右中央に切れ目をいれます。

例①      テープの部分がクロスする形になるように貼ります。 

例②      指の内側の関節にかからないように上下のテープがクロスする形になるように貼ります。 

絆創膏がすぐに剥がれてしまう場合は、この貼り方を試してみてください。



水イボ(伝染性軟属腫)とは?

症状や治療法は?

皮膚科担当 / ドン ラウ医師

水イボは正式名称を「伝染性軟属腫」といい、ポックスウイルスが原因でイボができる感染症です。皮膚バリアが弱い10歳以下の子どもがかかりやすく、イボができている部分に直接触れることで感染します。

年中暖かいシンガポールでは肌が触れ合う機会が多いため、感染が拡大する傾向にあります。

お子さんが自分でひっかいてつぶしてしまう、自然につぶれてしまう、などの理由により、滲出液が出て他の体の部分にウイルスが広がり、イボの数が増えてしまうことがあります。

肌がカサカサに乾燥したり、ひどく日焼けしたりして肌のバリア機能が弱っていると、水イボに感染しやすくなります。そのため、肌の保湿と日焼け防止を心がけることが大切です。

イボの治療法には外用薬、液体窒素による冷凍凝固術、レーザー治療などがあり、症状によっては治療が不要な場合もあります。

身体に水イボのような症状がある方はお早めに医師にご相談ください。


北半球型インフルエンザ予防接種のご案内を開始しました。

予防接種を受けてインフルエンザの予防をしましょう。

4価 インフルエンザ ワクチン/ Tetra NH 2016-2017


在庫に限りがありますのでご予約をおすすめします。

4価インフルエンザワクチン:

・A/California/7/2009(H1N1)pdm09-like virus(カリフォルニア)

・A/Hong Kong/4801/2014(H3N2)-like virus(香港)

・B/Brisbane/60/2008-like virus(ブリスベン)

・B/Phuket/3073/2013-like virus(プーケット)


ワクチンの接種を特におすすめする方:

・65歳以上の方

・妊娠中の方

・お子様(3歳以上)

*2回接種が必要な場合がございます。医師にご相談ください。

Protect Yourself and Protect Others!

今回の接種されたインフルエンザ予防接種の収益はADMA International の途上国における保険医療・ワクチンプログラムに役立てられます。


ジカウイルスの感染を防ぎましょう:

皮膚科担当 / ドン ラウ医師

ジカウイルスの感染症は、ジカウイルスを持った人から血を吸いジカウイルスを持つようになった蚊に刺されることによって感染します。その感染者が、別の蚊に刺されると、今度はその蚊にジカウイルスが移ります。

自分が感染しないために、そして他の人に感染を広げないために、蚊に刺されないようにすることが大事です。特に妊婦中の女性は、蚊に刺されないように注意してください。

*蚊に刺されない対策を!

・肌の露出を避ける。(長袖、長ズボンの着用をする。)

・虫除けスプレーを使用する。

・蚊取り線香などを使用する。

*蚊の発生を抑える対策を!

ジカウイルスを媒介する蚊の発生を抑えることが大事です。屋外や屋内に置かれた植木鉢の受け皿や空き缶、ペットボトルに溜まった水などに好んで産卵し、孵化した幼虫がそこで成長します。家の周囲に不要な水溜まりがないかをこまめにチェックしましょう。

ジカウイルスの感染症の症状は様々ですが、主な症状として、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などがあります。

ジカウイルス感染症を疑う症状がある時は、直ちに医師にご相談ください。

当クリニックでは、虫除けスプレーを販売しています。

大人だけでなくお子様にもお使いいただける虫除けスプレーです。身体とお顔にお使いいただけます。

医師の診察なく、クリニック内の薬局にてご購入いただけます。

詳しくはお電話にてお問い合わせください。


ダーモスコピー(拡大鏡)検査について:

皮膚科担当 / ドン ラウ医師

ダーモスコピー(拡大鏡)は、皮膚に傷をつけることなく行える検査です。拡大鏡を使って、皮膚表面の色や構造、更には表面には出ていない皮膚内部の様子も観察することが出来ます。 ダーモスコープを使った場合、肉眼のみによる皮膚の診察と比較して、皮膚の病変の診断率が著しく上がります。 例えば、黒色腫の診断率は30%も改善しています。

皮膚にできた腫瘍やほくろをダーモスコープ(拡大鏡)で観察することで、良性か悪性かを区別します。

「ほくろが急に成長した」、「ほくろの色に変化があった」などきになるほくろがあれば早めに受診することをお勧めします。

また、ほくろだと思っていたものが、実はイボだったというケースもあります。自己診断をせず、専門の医師より症状にあった適切な治療をされることをお勧めします。